モジュールの関数

getTime()

psychopy.coreがロードされてから現在までの経過時間を返す。

バージョンに関する注意:PsychoPy 1.77.0以前ではgetTimeの動作はプラットフォームにより異なる。Windowsでは現在と同様の動作であったがOS XとLinuxでは現在のpsychopy.core.getAbsTimeと同様の動作であった。

getAbsTime()

UNIX time(1970年1月1日からの経過秒数)を返す。

秒数にはタイムゾーンが反映されないので、タイムゾーンを反映させる必要がある場合は int(time.mktime(time.gmtime())) を使うこと。

この関数は一意かつタイムスタンプとして役立つファイル名を生成するのに便利である。

バージョンに関する注意:このメソッドはPsychoPy 1.77.0で追加された。

wait(secs, hogCPUperiod=0.2)

指定された時間が経過するのを待つ。

secsが10でhogCPUperiodが0.2であれば、まずPythonのtime.sleep関数で9.8秒待つ。time.sleepはあまり正確ではないが、待ち時間の間にCPUは他の作業ができるのでシステムに与える影響が少ない。(hogCPUperiodで指定した)残りの時間帯に入ったら、繰り返し時刻を確認し続ける方法に切り替えて時間的精度を高める。

待っている間キー押しを検出する必要があるならば、ウィンドウのバックエンドにpygletを使用すること。そして、hogCPUperiodを待ち時間全体と同一値に設定して、この関数の直後にpsychopyevent.getKeysを実行すること。

待っている間にpygletによるイベントのチェックを抑制したい場合は、スクリプト内で以下の文を一度実行すること。

psychopy.core.checkPygletDuringwait = False

この文を実行した後は、通常通りwaitを実行すればよい。

psychopy.core.wait(sec)

これにより、コマンドラインからPsychoPyを使用する際にターミナルウィンドウにフォーカスを保ち続けることができる。